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Next OPEN CAMPUS
大阪常磐会大学・短期大学部
春のオープンキャンパス
2024 3/23 sat.

12:30~15:30

実習プログラム

卒業までに行う全5回の実習を、
保育の現場に精通した教員が強力にサポート。
授業で学んできたことを
実践を通して身につけます。

常磐会短期大学の実習は、付属園との緊密な連携やきめ細やかなサポート体制が特徴です。プレ実習やゼミ(保育実践演習)で付属園を訪れたり、子どもたちがお散歩として学内に遊びに来たりと、さまざまな形で付属園と連携しています。また、現役の先生を招いて話を伺う授業や実習の前には保育計画を作るグループワークも実施します。保育の現場では1日、1週間、1ヵ月…そして1年を見通してそのクラスの子どもたちをどう育てていくかを考える力が必要です。理論的な学びに加えて、実際に書くという経験を積むことで実習に生かすことが大切です。卒業までに全5回、さまざまな場面を経験できる実習は、しっかりと回数を重ねることで視野が広がり、新たな発見を見出すことができます。

TEACHER'S VOICE

幼児教育科
実習指導部長/准教授 山田 薫
実習を経験すれば、
学びはもっと深まります。

常磐会短期大学では、さまざまな園で多様な年齢の子どもたちの保育を経験するために、保育所(園)、幼稚園また認定こども園のそれぞれで公立・私立の園での実習を行います。3つの付属園をはじめ、長年の伝統と実績で、保育の現場で活躍する卒業生たちが温かく受け入れてくれる体制があるのも特徴です。実習では、何よりも子どもたちの素晴らしさに触れてほしいと考えています。より深く子どもたちを理解し、成長を導いていく基礎となるのが日々の記録である実習日誌。実習前の授業では、保育の現場経験豊富な教員が、書き方を丁寧に教えています。苦手に感じる学生も多いですが、少しずつ書けるようになります。1回生で最初の実習を経験すると実体験と照らし合わせることができ、その後の授業内容がより深く入ってくるようになりますよ。

実習のポイントPractice point

トキワカイ独自のネットワーク
POINT 01

実習前後の徹底した指導

実習前の授業では、実習日誌の書き方や保育計画の立て方などをしっかり学びます。実習後は、園からの評価をもとに実習での成果や反省点についてグループディスカッション。個々の課題や目標が明確になり、実習を重ねることでステップアップしていきます。

POINT 02

全5回の実習とプレ実習

全5回の実習を通して、段階を踏みながら着実に実践力を身につけられるよう独自の実習プログラムを用意しています。また、入学後には付属園を見学・観察するプレ実習を実施。はじめての実習にも安心して取り組むことができます。

POINT 03

安心できる実習先

保育所(園)や幼稚園、認定こども園、福祉施設など、実習先となる協力園は300ヵ所以上。すべての学生に対して実習先を適切に配当します。本学の卒業生が園長や主任、クラス担任として勤務している場合も多く、「将来の自分」について実感をもって学べます。

POINT 04

3つの付属園

本学には大阪市、堺市、茨木市に3つの付属園があり、それぞれ地域に根づいた保育を展開しています。付属園は実習や有償ボランティアの受け入れ先であるだけではなく、本学の教員が研究を行う場でもあります。子どもたちの姿や園での先生方による保育から学んだことが、学生への授業や研究につながるなど、付属園と連携した独自の体制で、質の高い保育者を育成します。

TEACHER'S VOICE

幼児教育科
入試部長/教授 恒川 直樹
保育の現場との一体感がある授業を通して
大きく成長できるはず。

本学の強みはなんといっても多くの卒業生が支える保育現場とのネットワーク。園長・主任の先生方をはじめ、保育の現場で活躍する先輩がいるのは安心感があります。また3つの付属園があることで、私たち教員も幼児教育と密に関わりながら、研究・実践してきたことを授業を通して伝えています。高校生のみなさんは、保育という責任ある仕事を前に「私にできるかな」と不安になる方もいるでしょう。先輩たちも、みんな最初はそこから出発していたはず。初めからうまくできなくて大丈夫。勇気をもって一歩踏み出せば、保育の現場での経験豊かな先生が丁寧に指導してくれます。保育者は特別な才能がなければできない仕事ではなく、あなたらしさを生かす仕事。それを見つけるためにもぜひ本学で学んでほしいなと思います。
常磐会短期大学 付属園
付属園
紹介
常磐会短期大学付属 常磐会幼稚園 常磐会短期大学付属 いずみがおか幼稚園 常磐会短期大学付属 茨木高美幼稚園

実習スケジュールPractice schedule

実習の流れPractice flow

すべての実習において、保育の現場経験のある教員が、実習指導を担当します。

STEP1

事前指導(授業)

本学の教員や現職の先生から保育の現場で必要な知識や課題、実習記録の意義について学び、理解します。

STEP2

実習オリエンテーション

実習における一般的な心得を学び、実習準備や事前・事後訪問に伴う手続きなどを理解します。

STEP3

実習(2週間)

観察・参加実習や、指導計画を立て保育にあたる責任実習など、学年に応じた実習を経験します。

STEP4

事後指導(授業)

それぞれの実習を振り返って、反省と自己評価を行い、今後の課題を明確化して、実習生としての資質の向上をめざします。

ありのままの子どもたちの姿に、
驚きと深い学びがありました。

2回生/石割 美楓さん
大阪府立金岡高等学校 出身

実習前の事前指導で指導案の書き方をしっかり学ぶことができたので、不安が軽くなり実習に臨むことができました。実習では授業で学べない、いろんなことが起こりました。子ども同士がケンカしてしまったとき、「ごめんね」 「いいよ」というやりとりができるように、双方をどう援助したらいいか、どのタイミングでどんな言葉をかけたらいいかなど、さまざまな状況に応じた言葉の使い方を学びました。設定保育では子どもたちが予想以上に集中力を発揮して制作を楽しむ様子が見られたり、こちらが予想していたよりも理解が早かったり、驚きの連続でした。年齢や発達に応じた子どもの特性をもっと理解して、一緒に楽しく遊んであげられる先生になるようにがんばりたいです。

手づくりアイテム紹介

子どもたちの反応にドキドキ。
笑顔が忘れられません。

実習ではお世話になる園によって、保育のねらいをもって行う「部分保育」を指示されることがあります。 2回生の実習のとき、私は「動物カード」を持参。 画用紙をまん丸に切り抜き、カードの裏側を見せながら、何の動物かを当ててもらう遊びをしました。 画用紙にはそれぞれ耳などヒントになる部分を折りたたんで隠しておきました。 3歳児クラスを担当したのですが、 私が予想していたより子どもたちの理解は早く、画用紙を見た瞬間に「うさぎさん」「ぶたさん」など、次々と大きな声で発言してくれたのには驚きました。 想像力をはたらかせることと、みんなの前で発言することがこの遊びのねらい。 楽しそうに答えを言ってくれた子どもたちの姿は、いまでもよく覚えています。

One day of interns実習生の1日

IMAGE MOVIE

※本学付属幼稚園での実習例となります
AM 8:45
子どもたちの登園

子どもたちの登園

実習は8時頃から始まります。本学指定の制服から実習用の服に着替え、実習記録を提出。
保育準備をすませ、子どもたちを笑顔で迎えます。

AM 9:00
外遊び

外遊び

子どもたちは朝の集いに参加した後、好きな遊びを見つけて自由に遊びます。保育補助として子どもたちを見守りながら一緒に遊び、保育に参加します。

AM 11:30
みんなで昼食

みんなで昼食

午前の遊びの片付けをしたら、みんなで昼食準備。好き嫌いの多い子どもも、できるだけ楽しく完食できるように励まします。

PM 1:30
室内遊び

室内遊び

部分実習や責任実習では、担当の先生からのアドバイスをもとに、絵本の読み聞かせや手遊びなど、自分で計画を立て実践に取り組みます。

PM 2:30
子どもたちの降園

子どもたちの降園

帰りの支度をしてお迎えの保護者が来られたら降園します。明日も元気に登園できるように、笑顔で一人ひとりにさよならを言います。

PM 3:00
掃除・打ち合わせ・反省会

掃除・打ち合わせ・反省会

子どもたちの降園後は、掃除や翌日の保育準備。指導担当の先生との反省会では子どもたちへのかかわり方や環境構成などの指導を受け、その日の実習内容の整理をします。

Check!

安心して実習に臨めるよう全力でサポート!

2021年4月に設置された実習指導課は、実習に関する書類の受け渡しや実習先の園・施設との連携など、事務手続き全般の業務を行っています。また、実習前の不安や実習先からの課題をどうすればいいかなどの相談窓口として、学生が安心して実習に臨めるよう全力でサポートしています。